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2010年4月 9日 (金)

ご報告

Sakura10040924月4日朝、93歳の母が息を引き取りました。
この10年近く様々な重い病に掛かってきましたが、その度に乗り切ってきました。
この2~3年程は、私と妹の二人で時間差を設け、24時間体制で介護をしてきました。
しかし、この1~2年程は、徐々に介護ベッド上での時間が多くなりました。
今年に入り、ほとんどをベッドで過ごすようになり、特に最後の3週間ほどは、急激に食欲が落ち、ベッドから出ることが出来なくなりました。
よく言われるように、食欲が落ちると、アッという間ですね。

何度も入院した母ですが、それ以外はすべて自宅で生活し、介護施設等には一度も世話になりませんでした。
最期も自宅で看取りました。
母は93年の人生を全うしたと確信しています。
また、特別大きな痛みもなく、最期を迎えられたので正直ホッとしました。
我々家族も母の人生の最期を充分支えたと自信を持って言えます。

葬儀も7日8日で無事終えることが出来ました。
本来ならしばらく家で静かにしているべきなのかもしれませんが、構わず今日しばらくぶりに遊びに行ってきました(^^ゞ。
写真は今日昭和記念公園「みんなの原っぱ」で写した物で、ケヤキ、ヒマラヤシーダー、ソメイヨシノです。
満開で散り始めたサクラとともに母は天に召されて行きました。

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コメント

そうだったのですか。ご愁傷様でした。
妹さんと交代で、24時間体制で介護されたこと、お母様も幸せだったと思います。
血を分けた肉親でも、なかなかそこまでの介護はできません。
入院以外はすべて自宅で過ごされたこと、これはすごいことです。
お母様もいい息子と娘に囲まれてご満足だったことでしょう。
お母様のご冥福を心よりお祈りいたします。

投稿: asitano_kaze | 2010年4月 9日 (金) 22:31

asitano_kazeさん
葬儀の際、我々に対してのお褒めの言葉を結構いただきました。
しかし、現実は大変で、最近のことはほとんど忘れてしまう認知症があり、また、訳の分からないことを言い出すせん妄がありました。こうなると最初の内は、声を荒げてしまうことが何度もありました。訪問看護師やヘルパーさんからは、適当に手を抜くことをしないと共倒れになってしまうので、注意してくださいと言われてしまいました。母からは、迷惑を掛けて申し訳ない旨や看護に対する感謝の言葉を何度も聞いていましたので、大いなる救いとなりました。今の正直な気持ちは、母もこれでホッとしただろう思えるし、また、我々もそれこそ、自分で自分を誉めたやりたい気分です。

投稿: 摩周 | 2010年4月10日 (土) 16:57

摩周さん、ご愁傷さまでした。
長い間の介護看病、どれほど大変だったかはわかったつもりでいても、これは摩周さんにしかわからないことでしょうね。
しばらくはいろいろと大変でしょうが、またご一緒しましょう。

投稿: | 2010年4月10日 (土) 21:16

ご愁傷様でした。
ご自宅での介護生活や、更にご自宅で息を引き取られたと言うのは、お母様にとって最高の贅沢だったと思います。
私の母も3年ほど老人ホームで暮らしていて、昨年の11月に95歳で亡くなりました。
毎週通っていた老人ホームに通わなく良くなったのは、なんか寂しいです。

GWの谷津干潟などご一緒できる日があればご一緒させてください

投稿: 都鳥 | 2010年4月11日 (日) 14:52

秀さん
私にしたら、2度それが原因(遠因?)と思われる腸からの出血等、相当辛い経験をしました。正直、最後の状態が2~3ヶ月続いたら、やばかったですね。でも、何事にも上には上の方がおられるもので、私には想像を絶する苦労をしている方もおられるようです。そう思えば、私などは楽だったのかもしれません。この1~2年、出かけても、母のことが絶えず頭にありましたので、今もその癖がまだ抜けません。

投稿: 摩周 | 2010年4月11日 (日) 16:23

都鳥さん
何度か入院した母ですが、病院にいた時と退院後直ぐの精神状態はハッキリ言うとかなり悪かったです。入院は、刺激もないし、寝てばかりですから、衰えるようです。当然、足腰は弱る一方ですし。
退院してから、1週間位すると、訪問看護やヘルパーさんから見ても、元気が出てきたことが分かったようですから。
昨年7月以前は脇腹から胆嚢へ管を入れていましたので、預かってくれる施設はなかったのです。7月に管が抜けてからは、探せば受け入れてくれる施設もあったと思うのですが、結局、最後まで家で看ました。
そういう点では、母も幸せであったでしょうし、我々も苦労はしましたが、やり遂げた満足感はあります。
24時間介護体制になってから、オフ会には出られませんでしたし、ましてや幹事は出来ませんでした。
今回一段落(^^)(T.T)しましたので、5月のGWあたりにオフをやりたいですね。

投稿: 摩周 | 2010年4月11日 (日) 17:21

 摩周さん、ご愁傷様でした。しばらく書き込みがなかったので、何かあったのかなと心配していました。何とも言えませんが、看病生活お疲れ様でした。摩周さん自身にしか分からないことがたくさんあると思いますので分かったようなことは言えませんが、また、フィールドでご一緒しましょうね。ペン & みけはち

投稿: ペン | 2010年4月17日 (土) 21:17

ペン & みけはちさん
5年程前、親爺を91歳で送りましたが、その時は、結構突然だったせいもあり、また多少の後悔もあり、出棺の時涙が出ました。
今回の母は、徐々に体力が落ちてきましたし、同時にゆっくりですが覚悟もし、介護も精一杯やり、後悔する面はありませんでしたので、涙は出ませんでした。これで良かったと断言できました。
最期はかなり母も精神的にも衰えましたが、我々には常に感謝の言葉を言ってくれましたので、我々も救われました。

投稿: 摩周 | 2010年4月17日 (土) 21:52

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