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2010年12月22日 (水)

鷹狩 その2

20日の「鷹狩」の記事には書きませんでしたが、実演終了後、何人かの鷹匠さん聞いた話で印象に残っていることを書きます。

・冬の鷹狩の最大の獲物(現在ではなく大昔)はツルだそうです。何ツルなのか聞きませんでしたが、まさかタンチョウということはないと思いますけど(?)。
体の大きさを乗り越えて、仕留めにいくのでしょうね。
・そのためでしょうか、猛禽類は一般に♀の方が体が大きいので、飼うには圧倒的に♀に人気があるそうです。
・尾羽に鈴を付けていますが、これは獲物を仕留めたタカが藪などに入ってしまうと、どこにタカがいるのか分からなくなってしまうので、鈴の音で場所を確認するためだそうです。
・タカの夫婦は相手が死ぬまで、添い遂げるそうです。
・身近な人の顔をちゃんと見分けるそうです。といっても、3~4人までだろうとのこと。
・以前、テレビでやったそうですが(所ジョージの番組とか)、1キロ先で、人間がヘルメットを被り、その上に餌を置いたところ、抜群の視力でその餌を見つけ、一直線に飛んでいたそうです。
・それから判断しても、主人の顔なら500メーター程度なら見分けられるだろうとのこと。
・フクロウもいたのですが、これは愛嬌があり、何人かの人が許可を貰い、触らして貰っていました。おとなしいものです。
・ところがオオタカなどはさすがに精悍ですし、鋭い嘴や目を見るとちょっと怖いですよね。だから、私が知る限りでは誰も「触っても良いですか?」と聞く人はいませんでした。
・でも、鷹匠さんに聞いたら、余程ひどいことをしない限り嘴で噛みつくようなことはないとのこと。タカの武器はあくまで足の力とその爪だそうです。
・普段は毎日餌をやるが、鷹狩に出る場合は、3日くらい絶食させるそうです。仕留めたら、直ぐ食べ始めるので、その時、鷹匠さんが持ってきた餌とすり替えて、獲物と交換するそうです。
・小さな犬・猫は仕留めてしまう可能性があるので気をつけるそうです。
・動物愛護の精神は理解できますが、鷹狩用のために捕獲が許可される可能性はないのですかと聞いてみました。現在は、宮内庁も鷹狩を止めてしまったので、認められる可能性はないだろうとのことでした。
・調教中に逃げてしまう個体がいるそうで、その際、同種とはいえ別の遺伝子が入ってしまうことは鷹匠さん自身気にしているそうです。
・鷹狩用のタカ同士で繁殖できれば一番よいのですが、個体数も少なく、自然界とは全く違いますので、ほとんど成功しないそうです。下手に一緒にさせると、体の大きい♀が♂を喰い殺してしまうそうです。「人間と同じで女性の方が強いのです。」と鷹匠さんが言ってました(^^)。

以上、思い出したことを書きました。

毎年、正月、東京の浜離宮で鷹狩が行われています。

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