カテゴリー「植物」の292件の記事

2010年12月21日 (火)

ニホンズイセン

Nihonzuisenヒガンバナ科(ユリ科)スイセン属。
“水仙”
水辺に咲く気品のある花を仙人に例えての名前。
確かに気品がありますね。
一般には、スイセンというと狭義ではこのニホンズイセンを指すようです。
園芸種でいろいろあるようです。
ネットで見たらこんなサイトがありました。

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2010年12月 3日 (金)

ウラシマソウ

Urasimasou1012サトイモ科テンナンショウ属。
“浦島草”
このところ、昭和記念公園に行くたびに、ムサシアブミ3株ほどの実が徐々に赤くなってくるのを楽しみに見ていました。
29日に見たら、実が真っ赤になっていましたが、囲まれた花壇になっているにもかかわらず、実が人に剥かれて、1個1個ばらばらに落ちていました。
酷いことをする人もいるものです。
知人にその話をしたら、別の場所にウラシマソウが赤く実を結んでいると聞きました。
たったの1株でしたが、細い通路の外れに、大事に竹で囲まれていました。

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2010年12月 1日 (水)

コウテイダリア

Kouteidaria1011キク科ダリア属。
“皇帝ダリア”
中南米原産で、ダリアの原種のようです。
学名がDahlia imperialisで、学名からして皇帝なのです。
確かに、この草の高さを見れば、皇帝の名が納得できます。
中には、支えを付けているのもありますが、5メーター近くの草が直立しているのですから、遠くから見ても直ぐに分かります。
茎の太さを見ても、木の感じですね。というより竹の感じか。
別名コダチダリア(木立ダリア)で、こちらもピッタリの名前ですね。

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センブリ

Senburi1011リンドウ科センブリ属。
“千振”
薬草を布袋に入れてお湯の中に浸し、振ると薬の成分が出てくる、これを“振り出し”という。
このセンブリは何回振りだしても、苦みが消えないことから“千振”となったそうです。
可憐な好きな花です。

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2010年11月28日 (日)

ヤブコウジ 12月5日訂正(写真はセンリョウです。)

Yabukouji1011ヤブコウジ科ヤブコウジ属。
“藪格子”
どうやら花も少なくなってきましたね。
今は紅葉と実の時期です。
小さな赤い実を代表してヤブコウジの画像です。
木本ですが、背丈は20センチ程。
正月用の縁起物です。
落語「寿限無」の中の「やぶらこうじのぶらこうじ」はこのヤブコウジからとったようです。

ところで、赤い実と言えば、今、マンリョウ(万両)、センリョウ(千両)も実を付けています。
実は、千と万より他にもあるのですね(知らなかったのは私だけ?)。
カラタチバナが百両、このヤブコウジが十両、アリドオシが一両というそれぞれ別名をもっているのです。
一から万まで揃うのですね。

※12月5日追記
写真が間違っていました。正しくはこれはセンリョウの写真です。
文章はヤブコウジのものですのでそのままとします。
私の鳥の師匠のIさんからご指摘をいただきました。
ありがとうございましたm(__)m。

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リュウノウギク

Ryuunougiku1011キク科キク属。
“竜脳菊”
“竜脳”と呼ばれる香料に、この葉や茎を揉んだ時の香りが似ているので付けられた名前。
実際は、樟脳に近い香りのようです。
現在でも、薬用入浴剤の原料に使われているそうです。

花の画像をアップする時、何か簡単な一文をと思い、そこでその花に関して本やネットでいろいろ調べるのです。
リュウノウギクの知識があって撮影しているわけではありません。
今思えば、それを知っていれば、葉を揉んで匂いを嗅いだかもしれません。大変残念。
でも、多くの所で、厳格に言えば(?)葉の1枚たりとも取ることを禁止していますから、現実はできないでしょうけど。
一通り花の名前が分かるようになれば、山などの自然の所に行って実践したいです。

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ツワブキ

Tuwabuki10112キク科ツワブキ属。
“石蕗”
葉に艶があるので“艶葉”。
本来海岸に生えるので“津葉”。
これらが訛ってフキが加わり、ツヤブキとなったようです。
今の時期、多くの所で群生しています。
遠くから見ても直ぐ分かりますね。
キク科の中ではかなり見栄えの良い花ですね。

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ボケ

Boke1011バラ科ボケ属。
“木瓜”
実が瓜に似ていることから“木瓜(もっけ)”と呼ばれ、それがボケに転訛した名前のようです。
園芸種がたくさんあり、一般には春早く咲きます。
今咲くのもあるのですね。カンボケというのでしょうか。
もう花は少なくなりましたので、今、こんな可憐な花を咲かしてくれるのは大歓迎ですね。

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2010年11月19日 (金)

イソギク

Isogiku1011キク科キク属。
“磯菊”
房総半島から御前崎までの太平洋側の磯に自生するキクなので付けた名前。
先日、葛西臨海公園に鳥見で行った際、海岸の何ヶ所かで群生していました。
葉の表の縁が真っ白な線で縁取りされており、裏側全面が白です。
この日は鳥見で行きましたので、花用のレンズは持っていきませんでした。
レンズがないので、鳥用のレンズで撮りました。
35ミリ換算670ミリでの撮影です。
この公園は最近人工的に作った公園ですから、おそらく植えた物でしょうね。
似たものにシオギクがあります。
イソギクは花の大きさが5~6ミリですが、シオギクは8~10ミリくらいあり、大きさで簡単に見分けられるようです。

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コウヤボウキ

Kouyabouki1011キク科コウヤボウキ属。
“高野箒”
高野山では、開祖弘法大師が人の心を惑わすような物を植えることを禁止した。
果物は食べられるし、竹も竹の子は食べられるし、また、竹を加工して売れば金に換えられるとして禁止。
止むを得ず、竹箒の代わりに、このコウヤボウキを箒としたことからの名前だそうです。
でも、ちょっと触ってみましたが、とても箒として役立ちそうもありませんでしたけど。

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