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2012年12月

2012年12月31日 (月)

サザンカ

Sazanka121231

ツバキ科ツバキ属
“山茶花”
中国語でツバキ科の木を「山茶」、その花を「山茶花」と称した。葉がお茶のように飲料となることから「山に生える茶」らしい。その音がサザンカに転訛したようだ。
よく言われるように、同属のヤブツバキは花が半開きで、花ごと落ちるが、サザンカは開平し、花びらは1枚ずつ散る。
これは八重品。

2012年12月30日 (日)

シラカンバ

Sirakanba121230

カバノキ科カバノキ属
“白樺”
名前の由来は樹皮の色から。
アオギリ、ヒメシャラと共に、三大美幹木というそうです。
イメージからすると、シラカンバはかなり北でないと育たないのかと思っていました。そういう先入観からか、私がよく行く植物園風の所や公園では見たことがありませんでした。
先日、いつもの散歩コースを歩いていたら、なんとシラカンバがあるではありませんか。一瞬目を疑いましたが、特徴のある樹皮、葉を確認して間違いありません。そのあった場所が、大変失礼ですが、個人の庭のとても狭いスペースに3本あるのです。そのせいかかなり枝を切られています。太い幹でも20センチ程度。他に、季節のせいかもしれませんが、これ以外で植物らしい物はありません。なぜ、ここに3本もあるのだろうと不思議でした。おそらくこの家の方に思い入れがあったのではないでしょうか(勝手な解釈ですが)。
もう少しよい角度で撮りたかったのですが、その家がもろに写ってしまいますので、この画像でご勘弁を。

余談ですが、どこかで読んだ記憶があるのですが、検索してもそれらしきものにヒットしません。それは、ある植物専門家がいうには、この木の名はシラカンバであって、シラカバではないと強く主張しているそうです。そんなことで、ここではシラカンバと呼んでおきます(^^)。

2012年12月29日 (土)

ユリノキ

Yurinoki121229

モクレン科ユリノキ属
“百合の木”
遠くから見ると、ずいぶん地味な花が咲いているなぁ、と思ってしまいます。葉が落ちて、こんなにたくさん残っているのは翼果が上向きに集まった集合果。

ユリノキ全般に関しては。

2012年12月28日 (金)

ナンキンハゼ

Nankinhaze121228

トウダイグサ科ナンキンハゼ属
“南京櫨”
緑色であった果実が熟して割れると、白い蝋状物質に包まれた種子が3つ入っています。
白色ですので、遠くからは目立ちませんが、近くで見るとお星様を見ている感じでなかなかきれいです。
昔は、この種子から蝋を採ったそうです。

2012年12月27日 (木)

センダン

Sendan121227_2

センダン科センダン属
“栴檀”
名前の由来はいくつかあり、はっきりしないようです。
2~3回の奇数羽状複葉の葉なので、識別しやすい木です。落葉しても、薄い黄茶色の実で、すぐ分かります。
私が見ている範囲では、結構遅くまで実は残っています。鳥はあまり好きではないのでしょうか。

2012年12月26日 (水)

シロタエギク

Sirotaegiku121226

キク科シロタエギク科
“白妙菊”
地中海地方原産。
結構花壇などで見かけるのですが、名前が分からずでした。散歩コースの花壇に最近ハボタンなどと一緒に何株も植えられ、名札がついていました。
調べると寒さには強いのですが、高温多湿に弱いそうで、なるほどです。黄色い花を咲かせるようですが、花壇では見た記憶がありません。よくよく考えると、逃げ出したかのように黄色い花を咲かせているのを見たことがあるような。

2012年12月25日 (火)

ビワ

Biwa121225_2

バラ科ビワ属
“枇杷”
食べる枇杷と楽器の琵琶はどちらが先かは、楽器の琵琶が先で、果実の形が似ているからの名前だそうです。
今の時期、ましてや樹木の花などほとんどありませんので、このビワの花は貴重です。図鑑を見ると、花期11月~2月と書いてあります。しかし、正直、きれいな花ではないですね。
このビワ、実ができるまで何年かかるか? 以前も、紹介しましたが、こちらは笑えます。

2012年12月24日 (月)

クチナシ

Kutinasi121224

アカネ科クチナシ属
“梔子”
果実が列開しないことから、“口無”という名前になった等、名の由来は諸説あるようです。
果実は生薬、染料に広く利用され、実には毒がないので、食用の染料に重宝されているそうです。正月の栗きんとんの着色に広く用いられているようです。着色料などと聞くと、今のご時世では、ちょっと歓迎されませんが、無毒の植物なら安心して食べられますね。

2012年12月23日 (日)

ナギイカダ

Nagiikada121223

キジカクシ科ナギイカダ属
“梛筏”
地中海地方原産。雌雄異株。
葉がナギ(マキ科ナギ属)に似ていて、花が葉に乗っていて筏に見えることからの名前。でも、葉と書きましたが、実は葉は退化しており、葉に見えるのは枝(葉状枝)。
花が咲いていると聞いたのですが、数が少なく、見つけるまでにかなり時間が掛かりました。

2012年12月22日 (土)

ハナユ

Hanayu121222

ミカン科ミカン属
“花柚” 別名 ハナユズ
ユズの近縁種で、ユズと比べ背丈が低く、鉢植えにも用いられます。
他には、ユズより葉は大きく、翼は小さく、果実もより凸凹して小さいのが識別点。

2012年12月21日 (金)

ウンシュウミカン

Unsyuumikan121221

ミカン科ミカン属
“温州蜜柑”
温州は中国の地名ですが、実際の原産地が鹿児島県であることは間違いないようです。
今、私たちが食べているミカンといえばこのウンシュウミカン。
農産物といえば輸入とばかり思いますが、現在このウンシュウミカンは結構輸出しているそうです。

散歩をしていると古い家によくこのウンシュウミカンと思われるのがありますが、とても断定する自信はありません。実は、わが家にもあります。
12月6日からミカン類をいくつかアップしていますが、信頼できる所で名札がついているか、あるいは持ち主の方から種名を確認できた物だけをアップしています。

2012年12月20日 (木)

カワノナツダイダイ(アマナツ)

Amanatu121220

ミカン科ミカン属
“川野夏橙”
こんな名前を私は初めて知りましたが、一般にはアマナツ(甘夏)といわれています。
大昔、ナツミカンをよく食べましたが、やたらと酸っぱくて私は嫌いでした。
このカワノナツダイダイは、1935年大分県津久見市の川野氏の所でできたナツミカンの変異種。その後、ナツミカンからこれに更新され、ずいぶん造られたのですが、1971年のグレープフルーツの輸入自由化以降生産量は減少しているようです。

園芸店の前で見かけました。名札も付いていませんでしたので、店の方に聞いて確認しました。
それにしても、実を見てもミカン類の識別は難しいですね(^^)。

2012年12月19日 (水)

センリョウ

Senryou121219

センリョウ科センリョウ属
“千両”
前記事のマンリョウに似ていますが、よく見ると識別は簡単。マンリョウは実が葉の下につき、センリョウは葉の上につく。

2012年12月18日 (火)

マンリョウ

Manryou121218

サクラソウ科ヤブコウジ属
“万両”
名前がめでたいので、センリョウ(センリョウ科センリョウ属)とともに、正月用品として用いられる。
アメリカのフロリダ州あたりでは日本から持ち込まれたと思われるマンリョウが大繁殖し、帰化有害植物に指定されているそうです。日本で庭木などとしてもよく見かけますが、逃げ出して大繁殖という感じはありません。マンリョウにしたら、日本よりアメリカの方がずっと住みやすいのでしょうね。アメリカでは正月用の縁起物として使われるなんていうことはありませんので、迷惑者なんですね。

2012年12月17日 (月)

ミヤマシキミ

Miyamasikimi121217

ミカン科ミヤマシキミ属
“深山樒”
シキミ(マツブサ科シキミ属)とつきますが、こちらはミカン科。葉の感じが似ていることからの名前でしょう。葉には油点があります。実は全く似ていませんが、共通点は毒があること。そこから、“悪しき実”がシキミと転訛したようです。

2012年12月16日 (日)

ハマヒサカキ

Hamahisakaki121216

サカキ科ヒサカキ属
“浜柃”
生け垣として刈り込まれているのをよく見ます。小さく艶があり、やや裏に反って、葉の先端がほんの少しくぼんでいます。
あまり注目していないせいか、今回初めて花を見ました。刈り込まれているので花が目立たず、目を凝らして見ないと見落としてしまいます。

2012年12月15日 (土)

シロダモ

Sirodamo121215

クスノキ科シロダモ属
“白だも”
ダモの由来には諸説あり、タブノキ(タブノキ属)のタブからきているという説があるようです。
雌雄異株。花がなくても識別は容易。同科ニッケイ属のクスノキ、ヤブニッケイ、ニッケイに見られる三行脈の葉を持っており、葉裏が灰白色。葉裏の色とクスノキにはダニ部屋があることから識別できます。
ただ、この株は若いせいか葉裏の白味が薄かったですが。

2012年12月14日 (金)

ムラサキシキブ

Murasakisikibu121214

シソ科ムラサキシキブ属
“紫式部”
この類をアップするたびに、申し訳ないのですが、名前で得をしている代表選手。
公園などで、植木屋さんがよく店を出しています。頻繁に見かけるのがこのムラサキシキブ。しかし、多くが正しくはコムラサキなのに、ムラサキシキブとして販売しています。名前を偽ってでも、その方が売れるのでしょうか。
他に、少ないですがヤブムラサキがあります。
実の大きさは ヤブムラサキ>ムラサキシキブ>コムラサキ
実の数は コムラサキ>ムラサキシキブ>ヤブムラサキ
実があると識別は難しくないのですが、葉しかないと結構識別は大変。その時は、葉で識別するより、冬芽でした方が簡単。ムラサキシキブとヤブムラサキは頂芽(裸芽)がありますが、コムラサキは枝先が枯れるので、頂芽はありません。ムラサキシキブの枝はほぼ無毛ですが、ヤブムラサキは毛が多い。
3種とも、果柄がかなり遅くまで残っているので、識別の参考になります。

2012年12月13日 (木)

クロモジ

Kuromoji121213

クスノキ科クロモジ属
“黒文字”
樹皮に現れる黒い斑点を文字に例えたことからの名前らしい。
葉芽と花芽が特徴的で、この冬芽から識別するのが良さそう。
この材の用途で有名なのが爪楊枝。枝を折るとさわやかな芳香があることから、爪楊枝に用いられたようです。そこから、爪楊枝のことを黒文字ともいうようです。
一度、本物の小枝を折って臭いを嗅いでみたいのですが、これは禁止事項ですよね。

2012年12月12日 (水)

ジュウガツザクラ

Juugatuzakura121212

バラ科サクラ属
“十月桜”
マメザクラとエドヒガンが関与したと思われる栽培品種。
これも二季咲き性。前記事のフユザクラと並んで咲いています。今の時期ですから、葉も少なく、花だけが咲いている感じですので、とても目立ちます。下を通った人は、皆見上げて注目。紅葉と果実の季節での花ですので、人気を集めています。

2012年12月11日 (火)

フユザクラ

Huyuzakura121211

バラ科サクラ属
“冬桜”
マメザクラやオオシマザクラが関与したと思われる栽培品種。
いわゆる二季咲き性で、晩秋にも咲いてくれる。花の少ない時期に咲いてくれるのですから大歓迎。

2012年12月10日 (月)

ニホンタチバナ

Nihontatibana121210

ミカン科ミカン属
“日本橘”
日本固有種。形はいわゆるミカン(ウンシュウミカン)にそっくりですが、二回りくらい小ぶりです。ただし、キンカンよりは大きい。
酸味が強く、生食には全く向かなく、マーマレードなどの加工品になるようです。
現在の文化勲章はこのニホンタチバナをデザインしたものだそうです。以前は、桜を使用していたのですが、桜は落葉樹であることから、永遠である文化の勲章には向かないのではという意見があり、常緑樹のニホンタチバナに変更になったそうです。なお、この趣旨の意見を出したのは昭和天皇だそうです。

2012年12月 9日 (日)

キシュウミカン

Kisyuumikan121209

ミカン科ミカン属
“紀州蜜柑”
今、日本で一般に食べられているミカンは温州ミカン。これは鹿児島原産との説が有力のようです。
しかし、ウンシュウミカンの前に食べられていたのが、この紀州ミカン。あの紀伊国屋文左衛門のミカンです。
この株がまだ若いせいかもしれませんが、小さめな実のミカンでした。
ウンシュウミカンは種がありませんが、紀州ミカンは種があります。江戸時代には、ウンシュウミカンは種がないので、武士の世界では縁起が悪いということで人気がなかったそうです。しかし、明治に入ってから、種がないことの良さが認識され、ウンシュウミカンの人気が一気に高まったようです。

2012年12月 8日 (土)

キンカン

Kinkan121208

ミカン科ミカン属
“金柑”
葉だけでは、ミカン属を識別するのは無理のようです。ミカン類の葉は油点があるので、ミカン科であることは分かりますが。
実があれば、なんとか想像がつきます。このキンカンは、実の大きさから一番識別が簡単。
私の散歩コースでもミカン類はかなり見ますが、このキンカン以外は、断定するのをちょっと躊躇します。おそらくウンシュウミカンだろうと思えるのをよく見ますが、ブログに載せる自信はありません。
他のミカン類と違い、キンカンは実の皮に甘みがあり、これを食べるのが本来なんですね。そういえば、私が小さいころ、時々、母が買ってきましたが、皮だけで、中身を食べた記憶はありません。

2012年12月 7日 (金)

ユズ

Yuzu121207

ミカン科ミカン属
“柚子”
中国語の音からの名前のようですが、詳細は不明のようです。
葉柄に幅の広い翼があるのが特徴。
表面が凸凹しています。
酸味が強く、一般にはそのまま食用にすることはなく、調味料にしたり、漬け込んだりするのが多いようです。最近は、香りから香水として人気があるそうです。
もう少し近づけるとよかったのですが。

2012年12月 6日 (木)

ダイダイ

Daidai121206

ミカン科ミカン属
“橙”
果実はなかなか木から落ちず、ほっておくと2~3年残っていることから“ダイダイ(代々)”と呼ばれたようです。
今、いろいろな所でミカン類を見かけます。栽培品種が多く、識別は容易ではありません。
間違いのないものだけをアップしていきます。
ダイダイは大きめで、表面もツルッとしており、葉柄の翼は目立ちません。 
“代々”からおめでたいとし、正月の鏡餅の上に載るのがこれ。

2012年12月 5日 (水)

アイ

Ai121205

タデ科イヌタデ属
“藍”
アイ(藍)色の染料として知られている。6世紀ころ中国から伝わったそうです。
現在は、人工藍の工業化に成功し、栽培はほとんど行われていないようです。

2012年12月 4日 (火)

トウネズミモチ

Tounezumimoti121204

モクセイ科イボタノキ属
“透鼠黐”
ネズミモチと兄弟。葉はネズミモチより二回りくらい大きい。一番確実なのは、葉を太陽にかざすと、トウネズミモチの葉脈は明るく透けて見え、ネズミモチは透けては見えない。どちらも対生。実は、ネズミモチが楕円形、トウネズミモチがほぼ球形。

2012年12月 3日 (月)

ネズミモチ

Nezumimoti121203

モクセイ科イボタノキ属
“鼠黐”
葉がモチノキに似ていて、実がネズミの糞に似ていることからの名前。前々記事のモチノキ、前記事のクロガネモチ、このネズミモチ、次の記事のトウネズミモチの4種は大変身近な木ですが、全縁で、葉の表裏がのっぺりしていて特徴がありません。でも、実があれば識別は私でもできます。
まず、決定的なのは、モチノキとクロガネモチは互生、ネズミモチとトウネズミモチは対生。

2012年12月 2日 (日)

クロガネモチ

Kuroganemoti121202

モチノキ科モチノキ属
“黒金黐”
葉柄や小枝が黒紫色を帯びることからの名前。
前記事のモチノキと兄弟。クロガネモチの葉は、モチノキと比べると、かなり幅が広く、葉身も長い。クロガネモチの実は6ミリ程、モチノキは10ミリ程。数もクロガネモチはずっと多い。どちらも互生。

2012年12月 1日 (土)

モチノキ

Motinoki121201

モチノキ科モチノキ属
“黐木”
樹皮から「とりもち」を採ったことからの名前。「とりもち」なんて、私は知っていましたが、私自身は使ったことはありませんでした。私くらいの世代が使った最後でしょうね。今では、売っていないでしょう。
常緑樹は落葉樹と比べると、葉に個性が乏しく、識別がより難しいですね。中でも、これから記事にする葉は、特に分かりづらい。実があれば、私でもなんとか分かります。
まずは、モチノキから。

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